うみねこのなく頃に Episode3 レビュー

  • 2008/08/24(日) 23:36:52

 本レビューは「うみねこのなく頃に」Episode3のネタバレをなるべく避ける形で書かれています。

 しかし、Episode2までの内容にはある程度触れているため、 うみねこのなく頃にをプレイ予定で、Episode2までの内容を知りたくない方、そもそもレビュー自体を避けている方は以下を読まないようになさることを強くお勧めします。







・難易度について
 うみねこのなく頃にでは、タイトル画面のStart画面の各エピソード選択箇所にて、今回のエピソードの難易度が表示されます。
 これによると、Episode1が標準、Episode2が極上なのに対して、Episode3は互角となります。

 確かに、今までのものをプレイした方ならわかると思いますが、Episode2の難易度は非常に高いものでした。事件現場に存在を否定すべき魔女は出てくるわ、不思議バトルは始まるわ、魔法殺人が実際に描写されるわけで、まともに推理を始めようとするとひざを抱えてたくなるような内容でしたが、本エピソードではその理不尽さが緩和されています。
 前作で推理をするのは不可能だったと思った人も、本作では再び推理をする気を取り戻してきたのではないでしょうか。

 しかし、とはいっても読み進めた感覚をチェス例えれば、前エピソードが持ち駒を殆どとられた上でチェックをかけられたものとすれば、本作は互角に勝負しているつもりで実は巧妙にしかけられた罠によって気づかない間にチェックメイトをかけられたような感じでした。人によっては、前作以上に強い敗北感を感じたという方もいるのではないでしょうか。



・キャラクターと世界描写について

 Episode3では、かなりのキャラクターが増えています。今まで名前すら出てこなかったキャラクターや存在が匂わされるのみだったキャラクター、色々と出てきています。
 ただ、それがにぎやかになったかというとそうでもありません。本作では、前作でもあったメタ世界の比重がかなり増えたため、そちらのドラマが豊かになったものの、現実世界のほうがかなり薄味になっています。
 これを良い展開とみるか、悪い展開と見るかは人によると思います。私は残虐な殺害に怒りを燃やすという展開が好きなので、以降あまり落ち着かれると困るわけですが。


・小冊子について

 コミケで配布されたepisode3では、小冊子の内容は以降の推理に役に立つベルンカステルの手紙と竜騎士07氏のキャッチコピー解説のテキストのみの内容となっています。

 ベルンカステルの手紙は、本編中の人ならぬ身のお茶会「????」と同程度のヒントが提示されます。あると嬉しい、なくても困らない、そんな感じのヒントです。

 現在(08年8月24日)、小冊子の全文が一字一句もらさず
うみねこのなく頃にWikiに記載されています。

 竜騎士07氏の言葉だと、

少し時間が取れたので、『うみねこ』の小冊子を作っています。

EP3をプレイ後に読んでもらえることを想定した、ベルンカステルの手紙等、合計8000字くらいのものです。
これを、コミケ会場でオマケに出来たらなと考えております。

毎年、暑かったり寒かったりする中、わざわざ当方のスペースまでご足労いただく方々に、常々何かご恩返しをしたいと思っていたのですが、いつも時間がなく、それを言い訳に何も作らずに来たわけですが、今回はこうして時間があるため、作ってみました。

製作日記「オマケ小冊子を作っています。」


 とあるので、コミケまで行った身としては、全文アップはさすがに釈然としないものを感じます。

 まぁ、コミケに行った人間全員が買えるわけではないので、Wikiに書き込んだ人は義侠心によるものなんでしょうけど、正直なところどうなんでしょうねぇ。
 ネットの自浄作用を考えるならば、許されないものならば消えるでしょうし、小冊子がコミケのみの配布という竜騎士07氏の考え方がおかしいというのならば残り続けるでしょう。



Lump of suger新春チャット大会まとめ

  • 2008/01/09(水) 01:21:08

 さて、去年の2007年には参加できませんでしたが、今年の2008年は参加できました、Lunp of sugerの新春チャット大会。
 とはいっても、途中参加だった訳なので、全てを把握しきれたわけではありませんが、ログを漁ってのスタッフコメントから、興味深い情報の抽出を行ってみました。
 参加なされた方で、ミスを発見されたら指摘をしていただけるとありがたいです。


タユタマについて

・アズはいつ空より多めに登場予定。どのように登場するのかはお楽しみ
・今回のデザインについては、かなり社員で気を使って拘ってる
・タユタマの発売日は今月末発表予定
・ましろがアズ様の化身だったら驚く?@ひろりん
・アズ様=ましろは企業秘密(いや、あずさましろは無いっす)@史方千尋


Lump of Sugarについて
・仲の良い他メーカーは、ゆずソフト、LASS、ユニゾンシフト
・携帯サイトについては、ドコモしか社内にないので他環境のテスト出来ず。auは近々テスト用に導入するかも
・掲示板は管理が大変なので、しばらく予定無し


イベント、スタッフなど
・新春チャット大会は毎年行う予定
・スタッフ持ち回り24時間耐久チャット大会も案にあったが、没に
・今年は、公開録音とかサイン会とかイベント盛りだくさんにしたい
・今回は東京、大阪、名古屋以外もサイン会を行う予定(青森は決定。その他の地方も回りたい)
・コミケは狭いので自由がきかない。ドリパだと色々イベントできる。
・萌木原氏のお絵かき講座が実施されるかも?
・トン様はドM、みんなで罵ろう
・ひろりん氏は、去年前半までWEB素材の作成を行っていた
・史方千尋氏の社内のあだ名は「ちーちゃん」
・史方千尋氏は黒タイツやストッキング、妹キャラ、ゆみな好き?
・新春チャット管理人の正体は若津一海氏

家庭用美少女ゲーム製作会社KID倒産

  • 2006/12/04(月) 02:38:31

家庭用ゲーム機における美少女ゲームメーカーKIDが倒産しました。
PC用ゲームメーカーが潰れるのは良くある話ですが、家庭用ゲーム機でゲームを作成できるほどのメーカーが潰れるのは、本当に珍しい話です。

 ゲームソフト会社のキッド(資本金1億6090万円、東京都大田区、市川久祥社長)が11月30日に営業を停止し、12月1日に東京地裁へ自己破産の申請を申し立てたことが分かった。
民間の信用調査会社、帝国データバンクによると、負債総額は約5億3000万円。

 同社は 88年に設立。「Ever17」など恋愛をテーマにしたソフトを中心に開発、06年もプレイステーション2向けソフトを月1タイトル以上のハイペースで出していたが、携帯ゲーム機のヒットなどに押されて売り上げが伸びず、資金繰りに行き詰ったという。【河村成浩、渡辺圭】


キッド:負債額約5億3000万円、自己破産申請へ(毎日新聞 まんたんウェブ)


ただ、この倒産理由というのが、「携帯ゲーム機のヒットに押された」というものではないような気がするんですよね。

これを真に受けると、客が携帯ゲーム機ソフトに逃げていったという話になるんですけど、美少女ゲームにハマったオタク連中が、脳トレなどで満足が出来るはずがありません。

どちらかとういと、ソフトの不振が問題かと。


現在のKIDのソフトウェアラインナップを見ると、オリジナル開発のゲームは昔のヒットから比べるとイマイチ、PCからの移植作を見ると、同業他社のアルケミストから出している物と比べ質が落ちます。

次作『12Riven』が当たれば、持ち直したのかも知れないのですが、まぁ、それも持たずに潰れてしまったわけですね。


ちなみに、12Rivenは、どこかしらからで開発が続けれられるということを、原画家の滝川悠氏とライターの打越鋼太郎氏がそれぞれご自分のサイトで発言なさっています。

他メーカーにて権利買い取りをするのか、開発スタッフが新しく会社を立ち上げるかは判りませんが。

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