ウィルコム 4月中のイベントで20Mbps通信サービスを公開発表

  • 2007/03/31(土) 05:07:21

ドコモがPHSからの撤退を決定していることから、現在、唯一のPHSの音声通信提供企業として残ることとなるウィルコムですが、最近、i-PHSのCMなど、攻めの姿勢も目立ちます。

そして、新規参入業者であるイーモバイルがデータ通信で3.6Mbpsの通信を定額にて提供することが決まっているを考えると、PHSもデータ通信の高速化が必要となるのですが、これに対してウィルコムは20Mbpsのデータ通信のデモンストレーションを、ウィルコム主催の「WillCOM FORUM & EXPO2007」で行うという話です。


最高20Mbpsのスループットを実現する次世代PHS技術が、4月に開催されるイベント「WILLCOM Forum&Expo」で一般公開される。

ウィルコムは、昨年1月から次世代PHSの実証実験を進めてきたが、最高20Mbpsのスループットを安定的に実現することができたとして、一般向けに公開実験を行うことになった。
4月中旬に開催される「WILLCOM Forum&Expo」のイベント会場に実験設備を持ち込み、次世代PHSによってハイビジョン映像を実際に伝送しながら、実況中継を行うというデモンストレーションを予定している。


(以下略)

ウィルコムが次世代PHSの公開実験、最高20Mbpsを実現(nikkei BP net)


さて、公開デモンストレーションが行われるということは、技術自体は完成しているのでしょうけど、その商用化はいつごろになるのでしょうか?

このことに関して探してみましたが、ITmediaの去年1月の記事に、3〜5年後とありました。

 ウィルコムは1月27日、次世代PHSの実験を行うための免許を取得したと発表した。OFDMAシステムの電送実験などを中心に、次世代PHSシステムの開発を進める。同社は「3〜5年後を目安に実用化していく」(広報部)としており、携帯電話の4Gと同時期の商用化となりそうだ。

 通信速度的には20Mbps以上をターゲットとしており、「モバイル向けWiMAXよりも上を狙う」という。現行PHSと同じTDD方式にOFDMAを組み合わせる


(以下略)

ウィルコム、20Mbpsオーバーの次世代PHS。3〜5年後実用化
(ITmedia +D Mobile 2006/01/27)


これを大体2010年辺りと見ると、携帯電話は第四世代に突入しています。
第四世代の携帯電話の通信速度が50Mbps〜1Gbpsに突入する見込みだと言われている(Wikpedia:第四世代携帯電話)のを考えると、少々負けるのではないのでしょうか?


しかし、それでも例えば1日中通話料定額サービスを行っているのはウィルコムだけであるなど、PHSの特性を生かした独自サービスをウィルコムは行っています。
ゆえに、多少の速度の負けなど気にしないようなサービスを送ってくるのではないでしょうか。

無料視聴や配布自由などにて音楽の活性を狙うicaster

  • 2007/03/30(金) 02:36:39

ここ最近どころか、かなり長い間、ジャスラックの著作権料の徴収は度を過ぎると声高に叫ばれ、著作権の本来の目的である文化の振興を妨げているのではないかという意見が出ています。


それもこれも問題なのは、音楽を聴くにも演奏するにもお金がからむことにあります。

音楽をやっていくためにはお金が必要ですが、音楽はお金ではありません。第一、「ハッピーバースデーの歌を歌っていたらジャスラックが料金徴収にやってくる」なんてジョークが作られる時点で、どうみても正常な流れではありません。


そんな世相を背景として、有限責任事業組合icasterプロジェクトの提供する、『icaster』というサービスが開始されました。
クリエイティブコモンズなどのライセンス形式によって、かなり「ゆるい」条件で音楽の配布がなされているサービスです。

 icasterプロジェクトは、コピー制限のない楽曲配信サービス「icaster」ベータサービスを3月29日より開始する。利用は無料。

 icasterは、インディーズやアマチュアのアーティストによる楽曲をコピー制限なしで配信するサービス。
配信楽曲にはアーティストごとによるライセンスが制定されており、icaster独自の「Podcast & BLOG Music」、クリエイティブ・コモンズのライセンスに沿って公開する「Creative Commons」、ブログやPodcastでの使用を想定しない「Download Only」の3種類を用意し、ライセンスに沿った形での無料視聴やコピーが行なえる。


(以下略)

ライセンス指定範囲で楽曲の無料視聴やコピーが可能な「icaster」(BroadBand Watch)


<icastメインページ>
http://icaster.jp/about.html


もちろんこのサービスにおいてアーティスト側は、ユーザーが自由に使って文化振興してくれることが目的ではなくその副産物である広告効果が目的なんでしょうけど、どちらにせよ使う側からみたら歓迎したいサービスです。

この記事執筆時でアーティスト10名、曲目数34曲と少ないですが、人が増え曲が増えることを期待したいです。


ところで、このサービスを提供しているicasterというのは、どのように収益を得ているのでしょうか?

視聴者はただ使う、アーティストは広報効果を狙う、しかしicaster側のメリットは読み取れません。
見たところ広告もありませんし、アーティストも登録は無料です。
これでは、icaster側が一方的に場所提供に損失を生んでいくだけではないでしょうか?

ということで、ちょっと調べてみましたが、有限責任事業組合の組合員に株式会社バックスラッシュという会社があります。
この会社の一部門に音楽製作部門があるため、icasterを利用しているアーティストに、ちょっとうちでいかがですか?と誘って収益を得る方針と考えて良いでしょう。


というわけで、三者三様の利益がありそうなこのicasterですが、そこまで育つかは人が集まるか否かにあります。

この記事を読んだ方は、一度icasterのページを訪れてみてください。

フリーソフト詰め合わせ『Googleパック』にセキュリティソフト追加

  • 2007/03/29(木) 04:38:30

Google EarthやGoogleデスクトップなどのフリーソフトを詰め合わせたGoogleパックに、セキュリティソフトが追加されました。

追加されたソフトはNorton Security ScanとSpy Doctorスターターパックです。

参考:
Googleパックダウンロードページ
無料ソフトを集めた「Google パック」に「Norton Security Scan」追加(Internet Watch)
無料ソフト集「Googleパック」に2種類のセキュリティソフトを追加(ITpro)


では、この度追加された二つのセキュリティソフトはどのような機能を持っているのでしょうか?

まず、Norton Security Scanですが、これはグーグルパックのみの独自提供ソフトのようです。
シマンテックからはダウンロードできないようでした。

そして、肝心の機能は、シマンテックのオンラインスキャンを僅かばかり便利にしたような感じです。

シマンテックのオンラインスキャンの場合は、シマンテックのサイトに接続し、一々ソフトをダウンロードしなければなりませんでした。
しかし、Norton Security ScanはPCの中に常駐させられるので、手間が軽減されます。しかも、自動アップデート機能があるため、ものぐさな人向けであるとも言えます。

しかし、やはりと言っていいか、ウイルスの削除機能が付いていません。
Norton Security Scanにてウイルスを検出した場合は、シマンテックのサイトから削除ツールを一々ダウンロードしなければなりません。
一応、手間暇を掛ければ、ある程度のウイルス対策にはなりますが、やはり有料ソフトと比べると質は格段に落ちます。


次にSpy Doctorスターターパックですが、こちらはスパイウェア向けのセキュリティソフトです。
Nortonとは違い、ちゃんと削除機能は付きますが、有料版にはあるスパイウェアのブロック機能はありません。
これを十分とみるか、足りないと見るかは人によって違うでしょう。


以上、2つのセキュリティソフトに加え、Windowsファイアーウォールを合わせると、一応のセキュリティ機能は一通り整うことになります。
しかし、特にウイルス対策ソフトとファイアーウォールは上記のものでは物足りないため、やはり有料のツールを購入することをお勧めします。

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