ニコニコ動画現状

  • 2007/04/30(月) 01:52:10

 YouTubeからのアクセス断絶を経て、独自に設備を増設し運営しているニコニコ動画ですが、ネット上では社会現象になりかねないほどの勢いを増しています。


 ちなみに、この記事を書いている時点で

総投稿動画数:123,681
総再生数:246,320,798
総コメント数:56,437,42
(ニコニコ動画メインページより)


となっています。
 出来て4ヶ月ほどのサイトとは考えられないほどの異常な利用者数の増加です。

 ちなみに、投稿動画数が約12万で、そのうち10万をニコニコ動画の運営しているSmile Videoに投稿されていると仮定します。
そして、投稿映像の容量の平均値を30MBとすると

100,000 × 30 = 3,000,000

 つまり、3TBとなります。3TBとすると余り多くありません。少なくとも、これだけのハードディスクなら個人で購入することも難しくありません。

 しかし、2chの運営に使われている新型Bananaサーバーが250GBで55,550円です。
 これをニコニコ動画の3TBに換算してみると、666,600円になります。


 サーバー増設をどのような手段で行っているのがが判らないため、これより高いか低いかも判りません。
 しかし、YouTubeの数倍の速度で動画のダウンロードが出来る現状を考えると、回線部分にかなりの資金を投入していることが判ります。
 総合すると、かなりの赤字が出ているのではないでしょうか。


 となると、いかにビジネスに持って行き、黒字化するかですが、今のところその方針は明言されていません。
 しかし、18禁動画が即時に消されているにもかかわらず、著作権を侵害している動画がそのまま残されていることを考えると、ビジネスの方向性はそのあたりにあるようです。


 YouTubeでは成し遂げられなかった、インターネットでコンテンツが自由に動画閲覧可能になって、しかもコンテンツホルダーも儲かるというビジネスモデルを、ニコニコ動画は成し遂げてくれるでしょうか?

 道は果てしなく厳しいでしょうが、強い希望を抱かずにはいられません。



『Xross Scramble』 レビュー

  • 2007/04/29(日) 05:45:22

戯画が誇る、チームバルドヘッドが贈るファンディスク『Xross Scramble』のレビューです。

レビューは久しぶりですね。


・ストーリー
本作に収録されているコンテンツは
・BALDRFORCE Re-Action
・SCRAMBLE SAVIOR
・DUELSAVIOR外伝 〜二人の王女〜
・XROSS SAVIOR

の4つです。では、それぞれに関して

・BALDRFORCE Re-Action
ストーリーは皆無に近いです。
正体不明の構造体に紛れ込んだ主人公透が、なぜ紛れ込んだのかを思い出すために進んでいくという話ですが、ゲームの中身はただ闘っているだけです。ステージのボス前にちょっと会話があるだけで、あとはひたすらアクションステージを進むのが目的です。


・SCRAMBLE SAVIOR
だたのサバイバルモードです。生き残るのが目的なので、やはりストーリーも糞もありません。


・DUELSAVIOR外伝 〜二人の王女〜
おそらく、本作を購入目的の方は、このシナリオが目的で買う方が多いのではないでしょうか。
コンシューマー版にてヒロインに格上げになった王女クレアがメインヒロインのストーリーです。

しかし、実は、この『二人の王女』の全体的な出来は、後述の『XROSS SAVIOR』の方にかなり劣ります。
話の中身はそれほど驚きがあるわけでなく、ありきたりな話運びでしたし、エンディングも手放しで喜べるような内容ではありませんでした。

また、バトルパートもあることにはありますが、全部で3回しかありませんでした。
しかも、敵があまりにも弱く、あっという間に倒せてしまいます。
一度、指一本で勝てるか試してしまったくらいの雑魚敵しかでませんでした。


・XROSS SAVIOR
おそらく、このXross Scarambleのメインコンテンツが、この『XROSS SAVIOR』と言って良いと思います。
Duel Saviorとちょっと違った世界を舞台とするアナザーストーリーに、新たなるヒロイン、エスカが登場して巻き起こるドタバタ劇です。

シナリオの長さは、Duel Saviorの1ルート分くらいです。二人の王女がDuel Saiviorの2章分くらいなので、比較にならない位テキスト量が充実しています。

そして、なによりこちらにはバトルの数が半端ではなく多いです。
今までの戯画キャラクターと闘っていくわけですから、戦闘回数は10や20を下りません。

ちなみに、このストーリーのラスボス、尋常ならぬ強さでした。
ハードモードで普通に闘って、勝利するのに4時間くらいリトライし続けました。その分を含めて、私にとって『XROSS SAVIOR』は満足できるコンテンツでした。


・グラフィック
原画家は菊池 政治さんです。
チームバルドの原画家さんとしておなじみですが、新規グラフィックはこの方が書き下ろしていらっしゃいます。

Duel Savior Justiceの頃には、ヒロインの絵柄が男たくましい感じでかなり危うい印象を受けたのですが、BALDR BULLET "REVELLION"から絵柄がかなり良い感じになっています。

ただし、立ち絵は今までの使い回しなので、CGと立ち絵の質の違いにはかなり違和感を覚えるかもしれません。


・システム
・BALDRFORCE Re-Action
ゲームの中身はBALDRFORCE風不思議なダンジョンです。
ゲームシステム自体は刷新されていましたが、私は前の方が好きでした。

ステージの途中で死ぬと最初からやり直しになるというかなり厳しいシステムですが、その緊張がたまらないという方もいらっしゃると思います。
ちなみに、マウスオペレーションに関しては可もなく不可もなくという感じです。


・SCRAMBLE SAVIOR
・DUELSAVIOR外伝 〜二人の王女〜
・XROSS SAVIOR
に関しては、Duel Saviorのシステムのまんまです。


推奨、非推奨
こんな方にお奨め
・バルドシリーズのファンの方
・デュエルセイバープレイ済みの方
・手応えのある「ゲーム」をプレイしたい方

こんな方にはお奨めしません。
・デュエルセイバー未プレイの方
・4つのコンテンツの内、目当てのものが一つだけしか無い方
・そもそも戯画のゲームなど、一つもプレイしたことの無い方





携帯ウィキペディア『Wikimo』 その出来は?

  • 2007/04/28(土) 05:51:43

PCサイトを携帯で利用するというのは厳しい場合が多々あります。
そもそも、PCサイトを携帯でみるのが難しいからこそ、コンパクトhtmlなどという規格が定まったわけですから、厳しいのは当然といえば当然なのですが、それでもなんとかして欲しいと思うのは人の常だと思います。

今回紹介するのは、自称携帯版ウィキペディアです。

 辞書サイト運営のエアは4月27日、フリー百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」のケータイ版「WikiMo(ウィキモ)」(http://wikimo.jp/)を無料で提供開始したと発表した。

 WikiMoはWikipediaに収録される情報約36万語のうち、約26万語の情報検索が可能。国内主要4キャリアの絵文字を含め完全対応しているという。


辞書サイトのエア、Wikipediaのケータイ版を無料で提供(CNET JAPAN)


<Wikimo>
http://wikimo.jp/


引用元であるCNET JAPANにトラックバックをしているサイトさんのなかには、携帯の他の辞書を脅かすほどのコンテンツかもしれない、などと持ち上げていらっしゃるところがありましたが、正直、私はこのWikimoはそれほど魅力を感じませんでした。


 まず、携帯版ウィキペディアといっても、携帯ユーザーが自由に編集しているわけではなく、ウィキペディアから引用しているだけです。

 しかも、引用の仕方は上から一部分を引用しているのみです。文章中の重要部分を抜き出すなどといった高等なことは全然していません。

 例えば、アメリカに関する曖昧回避項では、元のウィキペディアには12項の候補があるわけですが、wikimoでは7項だけです。しかも、リンクのミスすらあるのですから、目も当てられません。


 確かに、元のウィキペディアは携帯からみるには容量の大きすぎるサイトですから、WikiMoの簡易化する方式というのは理解できますが、現状では削りすぎて役に立つとは言い難いです。

 せめて、もう少し引用と編集の仕方を工夫しなければ、サービスとしての成功はありえないというのが私の実感です。

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