警視庁のお詫びはいつもテンプレート

  • 2007/06/30(土) 07:12:51

 今月12日付けで起きたWinnyによる情報流出事件は、捜査情報すら流出する重大な情報流出事件となりましたが、この事件についてお詫びが掲載されました。



 警視庁は29日付で、「警察情報の流出事案についてのお詫び」をWebサイトに掲載した。

 同庁北沢署の職員のPCから大量の警察情報が流出したことが6月12日に発覚したのを受けたもので、「関係者の不安の解消や二次被害の防止に万全を期すべく全力を挙げて取り組んでいる」という。また、職員が個人所有する電磁的記録媒体やPCなどの点検を早急に実施し、再発防止策を推進していることも説明している。



(以下略)

警視庁、「警察情報の流出事案についてのお詫び」掲載(Internet Watch)


 さて、このお詫びの文面ですが、これどっかで見た内容でした。
 それで、ちょっと調べてみましたが、実は以前起こった山梨県警での情報流出事件と文面がほとんど同じなんですよね。
 以下、両者のお詫び文章を全面引用してみます。

 まず、先日起きた北沢署の事件についてです。

 
 平成19年6月12日、当庁職員の個人所有パソコンから、大量の警察情報が流出するという極めて重大な事案が発覚しました。流出したファイルにお名前等が記載されていた方やその関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 警視庁といたしましては、関係者の皆様の不安の解消や二次被害の防止に万全を期すべく全力を挙げて取り組んでおります。

 また、今回の事態を受け、早急に職員の個人所有に係る電磁的記録媒体、パソコン等の点検を実施するなど、組織を挙げて再発防止策を推進しております。

平成19年6月29日
警  視  庁


警察情報の流出事案についてのお詫び


 次が、山梨県警のものです。

 平成19年2月23日、職員の個人所有パソコンから、大量の警察情報が流出するという極めて重大な事案が発生しました。流出したファイルに氏名等が記載されていた方やその関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 県警といたしましては、関係者の皆様の不安の解消や二次被害の防止に万全を期すべく全力を挙げて取り組んでおります。 
 また、今回の事態を受け、早急に公私全てのパソコン等の確認・点検を実施するなど、組織を挙げて再発防止策を推進しております。
 
 
平成19年2月26日                     山梨県警察本部


警察情報の流出事案について



 ということで、なんのことはない只のテンプレート文章に、「警視庁」や「県警」などの言葉を入れ替えただけなんですよね。

 この様なお詫び文章の手抜きを見ると、「組織を挙げて再発防止策を推進しております」という文面が、非常に白々しく見えます。

マイクロソフトが自サーバーOSをWindows Server 2008に切り替え

  • 2007/06/29(金) 14:28:36

 曰く、マイクロソフトの開発者はWindowsを使わずにリナックスを使っているという噂が一時期広まりました。
 それだけ、Windowsの信頼性が低いというお話ですが、次世代サーバー用OSのWindows Server 2008を、自社サイト用のサーバーに使っているという話です。


 米Microsoftは,同社のWebサイトのサーバー環境を,次期サーバーOS「Windows Server 2008」(ベータ3版)とWebサーバー・ソフトウエア「Internet Information Services(IIS)7」ベースに移行させた。MicrosoftのIIS担当技術製品マネージャであるEric Woersching氏が米国時間6月27日に,同社のIIS関連ブログへの投稿で明らかにしたもの。

 Windows Server 2008は現在ベータ試験中の次期サーバーOS。必要最低限の機能だけを導入する新たなインストール形態「サーバーコア」としてIIS 7が選択可能となる。また同OSで提供するIIS 7は,モジュール・アーキテクチャを採用するなど機能を強化する(関連記事その1,その2)。

Microsoft,自サイトのサーバー環境を「Windows Server 2008」に移行(ITpro)



 同記事ではマイクロソフトの80サーバーのうち、79サーバーをServer2008に切り替えたという話ですが、ずいぶん強気ですね。
 それでちゃんと動いているかというと、
http://www.microsoft.com/en/us/default.aspx
のようにちゃんと動いています。

 もし、同一条件の不具合によって、全サーバーが止まるかもしれないということも考えられますが、それでも導入したということは、おそらくずいぶん自信があるのでしょう。

 
 昔のWindowsは、すぐにブルースクリーンが出るほどの駄目な子でしたが、NT系からの流れを汲む今のWindowsというのは、本当に信頼して良いものかもしれません。
 それでも、私はまだVistaを導入していませんが……

アメリカ人ですら我慢ならぬ、iPhoneの通信速度の遅さ

  • 2007/06/28(木) 07:55:48

 iPhoneの発売を控え、そろそろ米国ではレビューも上がり始めました。
 CNET JAPANでは、その米国レビューをまとめた記事が載せられていましたが、その中で一番気になったのが、Wi-Fi通信を使わなかった場合の通信速度速度の遅さについての文面でした。


 最大の問題点は、大方が予測していたものの1つ、Appleが初代iPhoneに選択したEDGEネットワークだ。Wi-Fi接続ポイントが使えない場合、インターネットの閲覧は苦痛だとPogue氏は言う。「New York Timesのホームページが表示されるまで55秒かかる。Amazon.comは100秒、Yahooは2分だ。これならダイヤルアップ式のモデムのほうがいいと思いそうになる」とPogue氏は書いている。


(一部抜粋)

「iPhone」の使い心地は?--米有力メディアが続々と試用レビューを掲載(CNET JAPAN)



 iPhoneの通信規格では第二世代のGSM規格の方式を採用していたため、以前から通信速度が遅いのではないかと懸念されていましたが、その懸念が見事的中したようです。

 iPhoneの場合、使っているワイヤレスネットワークは、AT&T社のEDGEネットワークです。
 この通信速度のネットワーク速度について探してみたところ、ITpro Dictionaryで見つけることが出来ました。

 さらに2003年11月から,GPRSを拡張したEDGE(enhanced data rates for global evolution)方式による高速パケット通信サービスを開始。EDGEの理論上の最大速度は384kビット/秒だが,AT&Tワイヤレスは「最大で200k,平均で100k〜130kビット/秒の通信速度が得られる」としている。


(一部抜粋)

【AT&T Wireless Services】 ネットワーク大辞典


それに対して、日本の3G以降の携帯電話では、ドコモを例に挙げると、一番普及している3G携帯で384kbps、最新モデルで導入されつつある3.5世代で3.6Mbpsです。


 アメリカのブロードバンドの速度平均は大体2Mbps弱だという話を聞いたことがありますが、日本人はそれ以上の速度環境に慣らされてしまっています。
 しかも、Wi-Fiに関してもそれほど普及しているとは言い難いです。

 もし、iPhoneがそのままの通信速度規格で輸入されてきたとしても、もしかしたらあまりの通信速度の遅さに我慢ならなかったかもしれません。
 もし、輸入されるとしたら、せめて日本規格で3.5世代通信規格には対応して欲しいところです。

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