【考察】Windows Vistaが不人気な理由

  • 2008/08/31(日) 23:33:47

 今、私が使っている2台のPCの内、1台はWindows Vistaとなっています。

 そのPCのスペックは、
CPU:Athlon 5200+
メモリ:2GB
GPU:Radeon 1250Xpress(オンボード)

で、今では平均レベルのPCですが、OSの使い勝手に不満は余りありません。
 むしろ、Windows XPよりはずっと使いやすいと思っています。

 しかし、VISTAについての意見をみると悪評ばかり。正直、毎日使っている人間にとっては理解できないところですが、以下、その理由について考えてみようと思います。

 ちなみに、選ばれない理由から「スペックが足りないから」というのは除いておきます。SXGAまでしか表示できないグラボにUXGA対応の液晶を買ってくることは悲劇でしかないのと同じように、スペックが足りないPCに重いOSを載せない方がいいのは自明の理です。
 今回議論したいのは、OSを載せられるだけのPCを持っているにも関わらず、
わざわざXPが選ばれるケースについてです。

(1)大きな仕様変更についていけない
 VISTAはXPと比較してかなり大きな変更点がいくつかあります。例えば、コントロールパネルの配置の違いや、アイコンが大きめになったこと、いきなり「ウェルカムセンター」などといったウィンドウが起動することなどです。
 VISTAに使い慣れればこれが使いやすさへとつながるわけでしょうけど、学習には少々大きな時間と手間が必要となります。
 
 情報の取得元の重要度の割合がインターネットへと大きく推移してきた今、OSなどの重要な情報というのは待てば待つほど習熟していきます。そのため、信頼のおけるOSを使い続けるというのは間違った選択ではないのかもしれません。


(2)情報に踊らされている
 VISTA使っていた人が、その使いにくさについていけずXPに戻すというのはわかりますが、初めからXPの方を優先的な選択肢にいれるというのは、VISTAの良い面を評価している私には考えにくいところがあります。
 それで、なぜそこまで嫌うのかという理由を考えたときに、ネガティブな情報におどらされている点もあるのではないかと考えます。

 人の噂も七十五日と言われていましたが、ネットによって情報がいつまでも残り続ける今、ネガティブなイメージが残り続ける傾向にあります。
 VISTAが発売当初は、延期に延期を重ねての発売の上、搭載されるはずだった機能も削られ、しかも当時のPCには荷の重いOSだったわけですから印象は最悪です。

 発売からそれなりに経ったいまでは、当初のネガティブな要因に立脚する使いにくさはなくなってきましたが、それでも「VISTAは悪いOSだ」というイメージに立脚して情報が再生産されているような気もします。

 
 以上挙げた点以外にも、VISTAを選ばない理由は人それぞれあると思いますが、お気に入りのソフトが使えないとか、セキュリティ関連の気の使いすぎに切れたとか色々あると思います。

 ただ、自信をもっていえるのは、VISTAは非常に初心者にやさしいOSです。もし、周りにOS選択に迷っている初心者さんがいらっしゃったら、VISTAを進めてあげてください。

 まぁ、そろそろXPを選択できるケースというのは少なくなってきてはいるのですが……

うみねこのなく頃に Episode3 レビュー

  • 2008/08/24(日) 23:36:52

 本レビューは「うみねこのなく頃に」Episode3のネタバレをなるべく避ける形で書かれています。

 しかし、Episode2までの内容にはある程度触れているため、 うみねこのなく頃にをプレイ予定で、Episode2までの内容を知りたくない方、そもそもレビュー自体を避けている方は以下を読まないようになさることを強くお勧めします。







・難易度について
 うみねこのなく頃にでは、タイトル画面のStart画面の各エピソード選択箇所にて、今回のエピソードの難易度が表示されます。
 これによると、Episode1が標準、Episode2が極上なのに対して、Episode3は互角となります。

 確かに、今までのものをプレイした方ならわかると思いますが、Episode2の難易度は非常に高いものでした。事件現場に存在を否定すべき魔女は出てくるわ、不思議バトルは始まるわ、魔法殺人が実際に描写されるわけで、まともに推理を始めようとするとひざを抱えてたくなるような内容でしたが、本エピソードではその理不尽さが緩和されています。
 前作で推理をするのは不可能だったと思った人も、本作では再び推理をする気を取り戻してきたのではないでしょうか。

 しかし、とはいっても読み進めた感覚をチェス例えれば、前エピソードが持ち駒を殆どとられた上でチェックをかけられたものとすれば、本作は互角に勝負しているつもりで実は巧妙にしかけられた罠によって気づかない間にチェックメイトをかけられたような感じでした。人によっては、前作以上に強い敗北感を感じたという方もいるのではないでしょうか。



・キャラクターと世界描写について

 Episode3では、かなりのキャラクターが増えています。今まで名前すら出てこなかったキャラクターや存在が匂わされるのみだったキャラクター、色々と出てきています。
 ただ、それがにぎやかになったかというとそうでもありません。本作では、前作でもあったメタ世界の比重がかなり増えたため、そちらのドラマが豊かになったものの、現実世界のほうがかなり薄味になっています。
 これを良い展開とみるか、悪い展開と見るかは人によると思います。私は残虐な殺害に怒りを燃やすという展開が好きなので、以降あまり落ち着かれると困るわけですが。


・小冊子について

 コミケで配布されたepisode3では、小冊子の内容は以降の推理に役に立つベルンカステルの手紙と竜騎士07氏のキャッチコピー解説のテキストのみの内容となっています。

 ベルンカステルの手紙は、本編中の人ならぬ身のお茶会「????」と同程度のヒントが提示されます。あると嬉しい、なくても困らない、そんな感じのヒントです。

 現在(08年8月24日)、小冊子の全文が一字一句もらさず
うみねこのなく頃にWikiに記載されています。

 竜騎士07氏の言葉だと、

少し時間が取れたので、『うみねこ』の小冊子を作っています。

EP3をプレイ後に読んでもらえることを想定した、ベルンカステルの手紙等、合計8000字くらいのものです。
これを、コミケ会場でオマケに出来たらなと考えております。

毎年、暑かったり寒かったりする中、わざわざ当方のスペースまでご足労いただく方々に、常々何かご恩返しをしたいと思っていたのですが、いつも時間がなく、それを言い訳に何も作らずに来たわけですが、今回はこうして時間があるため、作ってみました。

製作日記「オマケ小冊子を作っています。」


 とあるので、コミケまで行った身としては、全文アップはさすがに釈然としないものを感じます。

 まぁ、コミケに行った人間全員が買えるわけではないので、Wikiに書き込んだ人は義侠心によるものなんでしょうけど、正直なところどうなんでしょうねぇ。
 ネットの自浄作用を考えるならば、許されないものならば消えるでしょうし、小冊子がコミケのみの配布という竜騎士07氏の考え方がおかしいというのならば残り続けるでしょう。



コミックマーケット74(C74)にレポート

  • 2008/08/17(日) 23:39:51

 毎回、次は参加するつもりはないと言いつつ、なんだかんだで参加を続けているコミックマーケット。本気で今回は参加するつもりはなかったわけですが、「来い」と言われたら「すみません、行きます」と答えるしかないのが悲しいところです。まぁ、なんだかんだで毎回楽しんでるわけなので、文句が毛一つほどもないわけですが。

 今回の参加は二日目と三日目。今回は、手荷物検査はかなりニュースになっていました。

コミケ74:初の手荷物検査実施へ 妨害予告相次ぎ(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)


 それに関して、中で一日目に参加した人と話す機会があったわけですが、最初の方はそれなりにチェックしていたものの、段々とザルになっていったとかなんだとか。ただ、結局のところ大した混乱は起きなかったのというのが結論です。

 しかし、C74より前のイベントにて事故の起きたエスカレーターはものの見事に封鎖されていました。3m程の白い囲いに覆われていたので、中を窺う事もできません。

 
 また、相変わらずの人の多さというのはかなりの物です。初日の二〇万人前後参加という話を小耳に挟んだので、段々と参加人数が増えているのは間違いありません。以下の写真は、私の最寄り駅の始発から、国際展示場駅で下車したときの状況です。

 

 奥の奥まで人で一杯なのが見えると思います。黄色い線の内側なんて関係ないねという感じの密集具合です。

 ただ、この駅にしろ、国際展示場内にしろ、相変わらず裁き具合は見事だと思います。ただ、少々思うのがそろそろキャパシティを超えつつあるのではないかという印象です。人が増えれば色々な人間も集まりますし、モラルの維持するのも難しくなります。

 コミックマーケットで今まで将棋倒しなどの事故が起こったのは一度きりですが、ここ最近は私自身の体験でも押されてヒヤッとする場面がいくつかありました。ハインリッヒの法則によれば、いくつかの「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する(Wikipedia)」とあります。

 新規参加者に来るなとは言いません。しかし、スタッフだけでなく我々のような慣れた参加者が目を配り、せめて自身のみはマナー良くすべきだと思っています。そうでなければ次回次々回とは言いませんが、十年後にコミックマーケットが開催されない未来というのはあり得ます。

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