近年のメモリの暴落はなんだったのか?

  • 2008/12/28(日) 23:13:39

昨年の今頃とと比べると、近年異常なほどメモリの価格が下がっています。
「今が買い時!」などのニュースがIT系のサイトや雑誌などでしきりに持ち上げられていたことから、皆さんご存じでしょうが、はて、何故ここまでメモリの価格が下がってきたのでしょうか?

真っ先に考えられるのが、9月15日のリーマンショックに伴う金融収縮だろうということで、色々と探してみましたが、AKIBA WatchのPC2-6400 2GBの価格推移グラフ、
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20081227/graph/gi_h3d80_2gu.html
を見ると、ちょうど9月あたりから急激に値下がりが起きています。

一般消費者の購買意欲が減退したのか、それとも企業が設備投資へ回す資金が減ったのかはわかりませんが、金融危機によりメモリ需要は確実に減り、その分価格が下がっていったようです。

一応、円高の線でも考えてみたのですが、ウォン安になっている韓国の半導体メーカーも日本のメーカーと同様に不振に苦しんでいることから、円高の影響というのは主たるものではないようです。

ただ、各社そろそろ一斉に減産に入った模様で、そろそろメモリ価格の下落も一段落となりそうです。欲しい人で価格の底を待っていた人はそろそろが買い時だと思います。

Apple社がMacWorldから撤退表明 -考えられる戦略変更は?

  • 2008/12/21(日) 23:19:37

毎年、Apple社の新商品発表の主な場として挙げられるのが、Macworld ExpoとWWDCの二つのイベントでした。
しかし、次の一月に行われるMacworld Expoでは、スティーブ・ジョブズの不参加が表明され、そしてそれ以降のMacworld ExpoではApple社は参加しないことが明らかになりました。


 米Appleは米国時間2008年12月16日,2009年1月にサンフランシスコで開催される「Macworld Conference & Expo 2009」をもって,同展示会への参加を終了すると発表した。同社は,Apple製品がさまざまな方法で消費者の手に届くようになった今,展示会が情報発信を行う上で果たす役割が縮小したため,と説明している。

(中略)

 Macworld Expoでは,同社CEOのSteve Jobs氏が基調講演を行うのが恒例だが,出展が最後となる同展示会では,同社Worldwide Product Marketing部門担当上級副社長のPhilip Schiller氏が基調講演を行う。

(以下略)


Apple,「Macworld Expo」への参加は2009年で終了,Jobs氏の基調講演はなし(ITpro)


アップル社の商品の販売方法としては、イベントまで商品の情報を隠しておき、サプライズとともに商品発表を行い、そして大きな盛り上がりとともに消費者の購買意欲をあおるというものでしたが、今回発表されたMacworld Expoへの不参加は、その方針の大きな転換点となりそうです。

この様な転換点に至った理由はいくつか考えられますので挙げてみると、
・スティーブ・ジョブズの病状が悪化し、効果的な講演会を行える状況でなくなった
・イベント前に商品の情報が漏れるようになったので、大きなサプライズを顧客に与えることが厳しくなってきた
・新商品の開発力が落ち、周期的に行われるイベントに魅力的なものを用意することが出来なくなった
・イベントでの発表が対費用効果にあわなくなってきた

一番最後のものがアップル社の公式発表ですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

大阪小中学校の携帯禁止について考えてみる

  • 2008/12/14(日) 23:23:16

少々前の話になりますが、大阪府の橋本知事が公立の小中学校での携帯の持ち込みを禁止する方針を打ち出しました。
学習空間である学校において、携帯電話は必要ないという意見ですが、私としては、基本的にこの施策を評価したいと思います。

携帯電話という道具の使われ方を挙げてみると、
1、友人、親などとの意思伝達
2、ゲームなどの娯楽
3、ネットなどからの情報収集
などが考えられます。

学校内で携帯電話が使えないとなると、上記の機能活用の機会が失われるわけですが、それによってどの程度のデメリットが生じるのかを考えてみたいと思います。

まず、1についてですが、小中学生レベルの交友関係では、友人はすぐ歩いていける距離内にいるはずですから、それほどの機会損失はないと考えられます。また、親と連絡を取るのはおそらく下校時間内で十分と思われますから、学内では携帯預かりで下校時返却という現在の施策方針で十分対応しきれると思います。

次に2ですが、これに関しては問答無用で不要でしょう。
私が小中学に通っていたころは漫画ゲーム機の持ち込みは禁止でしたが、今でもそれは変わっていないと思います。その延長線上で考えると、学内で携帯電話の娯楽機能を用いる必要性は皆無と考えられます。

最後に3ですが、これが難しいところです。
携帯電話でもグーグルからネット検索出来るようになり、有益な情報も引っ張りだせるようになりつつあります。確かに有害情報にアクセスしてしまう危険性がありますが、享受できるメリットはそれを上回ります。ただ、現在の学校教育ではそれを有効に活用できるカリキュラムを組むことはまだ難しいでしょうから、まぁ、無くても困らないとみて良いのではないでしょうか。


これら三点から見ても、とりあえず携帯電話の持ち込み禁止によるデメリットは少ないと考えてよいでしょうし、携帯電話の使用時間を学習にあて、学力の向上を目指すという府知事の方針には沿う結果が出るのでは無いかと思います。

ただし、少々問題だと思うのが、今回の騒ぎに乗っかる形で、小中学生の携帯電話の所持全面禁止の意見が出てきていることです。
例えば、産経新聞の、

【主張】携帯禁止 家庭でも厳しいルールを

が代表として挙げられます。

この論説にて、

子供たちは、お互いの顔がみえないメール交換に熱中するより、友人と外で遊び、本を読むなどの時間がもっと必要だ。

という意見が出ていますが、進化めまぐるしいIT技術に頭の柔らかいうちから触れておかずに優秀な技術者が育つ機会はないといっていいでしょう。

私の意見としては、「外で遊び、本を読むなどの時間をとるとともに、携帯電話やゲーム機にもどんどん触れて欲しい」という風に思っているのですが、いかがでしょうか?

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