『うつりぎ七恋天気あめ』 体験版 レビュー

  • 2007/01/22(月) 02:58:15

現在アニメもやっている、『処女はお姉様に恋してる』を出したメーカであるキャラメルBOXの新作、『うつりぎ七恋天気あめ』の体験版のレビューです。

一応、ウェブ体験版の方は、かなり前に終わっていたのですが、Tech Gianの方の体験版もプレイしたので、プレビューとして体験版の換装を書いてみようかと。

ちなみに、製品版の発売日は2月23日です。


・システム
ウェブの方では、あくまで体験版ということで、シナリオのあるヒロインは全7人のうち4人のみです。
それ以外のメインヒロインは影も形もありません。

システム的には、特殊効果があったり、子狐たちがメッセージウインドの右上の方に鎮座していたり、メニューを呼び出すときに簡単なアニメーションがあったりと、昔のアドベンチャーゲームと比べたら随分進化したなぁと思えます。


現状で、製品版に近い感じなのでしょうが、今の所子狐たちには声がついておりません。まぁ、その辺りは製品版をお楽しみにということなんでしょうが。


・シナリオ
シナリオ担当は『ほしまる』さん、『森林彬』さん、『橘ぱん』さん、『嵩夜あや』さんの4人。

ほしまるさんはキャラメルBOXの初めからシナリオをやっていらっしゃる社員の方で、同社の『シャマナシャマナ』や『あえかなる世界の終わりに』のシナリオを担当の方です。

とりあえず、今作ではエリンシナリオは氏の担当であるような気がします。エリンの話で、過去作と似通った表現があったので。


嵩夜あやさんは、『処女はお姉様に恋してる』のメインライターで、その前辺りから入社なさった社員の方です。
その前は、すたじお緑茶の『女神様にお願い』のシナリオ担当をしていたのですが、そちらは余り評価されていなかったりします。


森林彬さんは新人の方かどこかしらで名前を変えた方か判りません、情報無しです。


橘ぱんは各所でサブシナリオを担当しているフリーの方で、フロントウィングを含め色々なところで活動しているようです。


で肝心のシナリオですが、全体的にいかにもキャラメルBOXらしい雰囲気となっていて楽しめるのですが、ひとつ気になるのが亜多良 巫鳥の話の所だけ、主人公を含め全体的な雰囲気が違うような気がします。

複数ライターの弊害かどうかまでは断定できませんが、これだと7人分のシナリオが均質のレベルを維持できているかどうかというのは懸念材料の一つです。



・グラフィック
原画は『のり太』さん。この方の絵こそキャラメルBOXの顔と言って良く、独特ながら魅力的な絵柄を描く方です。


で、今作も大絶賛といきたいところですが、気になるところも幾つか。

まず、総じて身長の高い方のヒロインのガタイが良く、かなり厳つい感じになってしまっているのは、氏がそのようなキャラクターを描くのを苦手としているからでしょうか。
それと、今回は登場キャラクターも多いと言うことで、キャラクターの描きわけが苦しくなっている感があります。


あと、サブヒロインでもないその他のキャラクターのグラフィックが使い回しというのも気になります。
RPGではないのですから、ポッとでのキャラクターでもちゃんとグラフックを作ってあげるか、グラフィック無しの台詞のみに仕手置いた方が違和感が少ないと思います。

まぁ、体験版ゆえにグラフィックが出来ていないという可能性もありますが。


また、キャラクターをアップしたときに画像が荒くなったような気がしましたが、これは体験版なので画質が悪いからというのが理由でしょう。
製品版では、おそらく良くなっていると思います。



・推奨、非推奨


こんな方にお奨め

・同ブランド過去作、『シャマナシャマナ』などが楽しめた方
・学園ものが好きな方
・細かいことを気にしない方


こんな方にはお奨めできません

・血肉沸き踊る展開が好きな方
・美少女ゲームにも、ある程度の男臭さを求める方
・細かいことを気にする方


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