ソフトバンクが仕掛けた値下げ交戦の勝利者は?

  • 2008/04/13(日) 00:30:41

 携帯電話の三大会社といえば、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクになりますが、ソフトバンクが参入してから、その争いは熾烈を極める状況となっています。
 それもこれも、各者の戦略が明暗をわける結果となっているのですが、まずソフトバンクは、非常に好調な状況となっています。

まず、契約者の純増数はあいかわらずソフトバンクが一位を出しています。

 電気通信事業者協会(TCA)は4月7日、3月末時点の携帯電話・PHSの契約数を発表した。ソフトバンクモバイルが3月も純増数でトップとなり、勢いが続いている。

(中略)

 ソフトバンクモバイルは純増数54万3900件で累計1858万6200件、純増数1位となった。イー・モバイルの契約数は純増数13万200件で41万1500件だった。


ソフトバンクモバイル、3月も純増数1位--TCA調べ:モバイルチャンネル - CNET Japan


 ただ、このソフトバンクの純増というのは、基本料0円だったり、ソフトバンク同士では定額だったりと、利益率が低そうですが、そんなことはなく、ソフトバンクはちゃんと利益をあげているようです。

 ソフトバンクが11月6日、2008年3月期の中間決算を発表した。売上高が前年同期比前年同期比21.8%増の1兆3647億4500万円、営業利益が49.0%増の1677億4600万円、中間純利益が同221.8%増の464億6200万円で、増収増益となった。

 携帯電話事業は売上高が前年同期比39.4%増の8145億900万円、営業利益が同66.4%増の942億1900万円と好調に推移している。この要因について同社は、携帯電話の新規契約数や買い換えが順調に推移したことと、この中間期からソフトバンクモバイルの6カ月分の業績が反映されていることを挙げている。

(以下略)


ソフトバンク、2008年3月期中間決算は増収増益 - ITmedia +D モバイル


 こんな感じでソフトバンクは非常に好調ですが、その他の携帯会社では苦戦を強いられています。
 例えば、ドコモの場合は既にシェア50%を割ってしまっています。
<参考>
 ドコモ、11年ぶりシェア50%割れ ソフトバンク攻勢 - ITmedia News


 ちなみに、電気通信事業者連合のデータによると、ドコモのシェアは一年前で大体54%でした。このことから考えると、ドコモのシェアが低下している状況というのはかなり厳しいものにあると言えそうです。

 また、KDDIにしてもそれなりに契約者数は増加しているようですが、妙な噂が広まっています。それは、auが無料同然でプリペイド携帯をばらまいているという噂です。私はauユーザーではないので、実際には確認していないのですが、同電気通信事業連合のデータによると、ドコモとソフトバンクが毎月万単位でプリペイドのユーザーを減らしている中、auだけプリペイドのユーザーを万単位で増やしています。
<参考>
 携帯電話・PHS契約数ページ 電気通信事業者協会(TCA)

 また、KDDIもそこそこ増加しているとはいっても、減益は避けられて居ないようです。時事ドットコム:KDDI、08年3月期最終利益予想を下方修正

 となると、現状のままではソフトバンクの一人勝ちがしばらく続くでしょうか。ただ、シェアをある程度まで取られてしまうとどうにもなくなるため、体力のあるドコモなどは殲滅戦をしかけてくることも十分にありえます。

 となると、最終的な勝者は値下げ交戦により利をえる消費者ということになるというのが結局の所でしょうか。

<<アナログ放送完全停止、地デジ完全移行に予想される大混乱 | ホーム | ワーキングチェア『spina』を注文してみた>>

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

<<アナログ放送完全停止、地デジ完全移行に予想される大混乱 | ホーム | ワーキングチェア『spina』を注文してみた>>

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する

HOME |